
ふと、心に思う
よしなしごとを
そこはかとなく
書きつづれば
次元ってなんだろう?
次元が高い、低いとか
わりと気軽に使われる
でも次元って、なんだろう?
高いと偉くて
低いと偉くないのだろうか?
・
ここに点があるとする
これは、0次元
―
ここに線があるとする
これは、1次元
・ ・
これも1次元
点が2つは、繋ぐと線だから
直線上に、いくつ並んでも1次元
□、△、◯、十、//
これは全部2次元
そして3次元は……
ここに書くのは大変だ
同時に満たす、軸の数が多いこと
それが、次元が高いということ
偉い物理学者の先生は
11次元まであるって言ってた
これと似たものが
人のアタマの中にもある
これが、人にまつわる次元のお話
・0次元の人「こうに決まってる!」
>だいたい答えは他にある
・1次元の人「どっちなんだ?!」
>だいたいどっちも違う
・1次元の人「いや、そこは間をとってさ~」
>間に答えがないこともある
・2次元の人「とりあえずこうしとけば~、……って言ってとけば~」
>訳知り顔で、的外れ
点や線や平面が
悪いわけでは決してない
だって全部使うし
全部必要なものだから
次元の高い・低いに
良し悪しなどありはしない
単純に、間違ったことを言っているんだ
・よい0次元「宇宙始めました」
>神さま
・よい1次元「人生とは選択だ」
>哲学
・よい2次元「アウフヘーベン」
>次元をあげる思考法
こんな感じで、低い次元にも良いものがある
でも、次元が高いと
見えること・分かること・できること
圧倒的に増えるのは、確かだよ
~おまけ~
「諸行無常」
東洋の言葉には
こんな風に意味深で
よく分からない言葉がいっぱいある
意味深さを喜んでるんじゃないよ
こういうのは次元の高い言葉だから
次元が低いと意味が分からないんだ
ちなみに「諸行無常」は
5次元から4次元を捉えた言葉だよ
似たような仲間に
「ゆく河の流れは絶えずして、
しかも、もとの水にあらず」
「人間万事塞翁が馬」
「夏草や、兵どもが、夢の跡」
とかがあるよ
諸行無常が、一番視野が広いよね