考えすぎの直し方

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たま
たま

ふみゅ~……

あかる
あかる

おや? たま、どうした?

たま
たま

あのね、考えれば考えるほど

よくわかんなくなっちゃうの

あかる
あかる

「考えすぎ」の問題だな

よし、今日はその話をしよう

精神の働きには順序がある

あかる
あかる

まず、人の精神の大元は「分け御霊」だ

たま
たま

わけ……たま?

あかる
あかる

「わけみたま」な

神さまの一部を貰っているということだよ

それから「魂→意→思→感→考」の順番になっているぞ

分け御霊の働きは、人が人であるようにという働きです。

運動し、結びつき、良きに計らい、有り難しを為します。

簡単に言えば「行動する・仲良くする・より良くする・価値を生む」働きです。

それぞれ「荒魂(あらみたま)」「和魂(にぎみたま)」「幸魂(さきみたま)」「奇魂(くしみたま)」と言います。

あかる
あかる

善人でいるための元みたいなもんだ

こういった働きをまとめた塊が、いわゆる「魂(たましい)」です。

この魂が「意識」を持ちます。

意識の働きは、主に「観ること」と「発すること」です。

「観る」とは、対象がどのようであるか把握する働き。

「発する」とは、「こうしよう」という意志を生み出すことです。

把握したことを言葉にするのが「思う」で、思いにベクトルを持たせると意志が発動します。

あかる
あかる

聞き慣れない表現が多かったよね

ちょっと図にまとめようか

あかる
あかる

実際はもっと複雑だよ

ここまでは、人の内側のお話です。まだ外の世界とは関わりがありません。

意識が外側の何かと接触する時、初めて「感」が現れます。

あかる
あかる

感は五感+αのことだ

触覚・聴覚・味覚・嗅覚・視覚……

第六感は、仮に霊覚とでも呼ぼう

五感が働くと、それは心というスクリーンに映ります。

意識はそれを観て「こうなってるな」と思い、「じゃあこうだ」と「意志する・考える・感情を生む・体を動かす」といったアクションを取ります。

このアクションを「業(ごう)」といいます。

あかる
あかる

業は「身・口・意によって行われる何か」くらいの意味だ

身=行動、口=発言、意=思考・感情でだいたい合ってる

考え癖は上辺のクセ

たま
たま

たまにはちょっとむずかしかった……

あかる
あかる

そうかもなぁ……なら、これだけ覚えとけばいいよ

考えるは、大元から一番遠いんだ

精神の働きの順序を、改めて図で見てみましょう。

あかる
あかる

めっちゃシンプルにまとめてみた

見てわかる通り、「考える」はかなり右の方……

つまり遠いところにある

ここで注意すべき点は、外とは必ず「感」を通じて接すること。そして五感で得た情報を元に、考えたり行動したりすることです。

では、考えすぎとはどんな状態でしょうか?

これも、上の図を元にするとひと目でわかります。

たま
たま

ほえ~?!

なんか壁みたい

あかる
あかる

そういうことだ

考えすぎは、人の内と外を壁で塞ぐようなものなんだ

そりゃあ、わからなくなるはずだよ

感じることが大事な理由

では、この考え過ぎの状態を解消するにはどうしたらよいでしょうか?

人は必ず、「感」によって外と接します。

そう、「感じる」を増やせば良いのです。

すると、こうなります。

たま
たま

感じるを増やしたら

なんかいっぱい増えた!

あかる
あかる

外をより認識できるし、

バランスよく思考もできる

これが精神の豊かさだ

考えぐせを直すには、五感の刺激により多く触れることが大切となります。

その刺激も「不快な刺激」ではいけません。

心にネガティブなことをたくさん映してしまうので、世界が地獄のように見え出します。

「快」「楽」「嬉」「幸」といった「快い刺激」を多く受けるようにしましょう。

すると考えぐせが直るばかりか、思考能力も上がり、精神は豊かになっていくのです。

たま
たま

むずかしく考えずに

いっぱい遊んで!

おいしいもの食べて!

ぐっすり寝て!

え~と、それから……

あかる
あかる

(たまが元気になってよかったな)